後日談 U 〔未来の義兄と義弟〕 「反対ですから」 廊下でちょうどすれ違い、呼び止め月森は言った。 いきなり言われ、直ぐには何のことだか理解出来なかったが 少し考えたら理解出来た。 「の言ったとおりだな。やっぱお前さんは反対か」 「呼び捨てにしないで下さい。反対に決まってるじゃないですか」 「金や〜ん!と、月森くん」 そこへ火原と柚木の3Bコンビが登場。 「おう、火原と柚木」 「こんにちは」 ものすっごく機嫌の悪そうな月森を見て、火原の笑顔が引き攣った。 (柚木は全く変わらない) 「ど、どうしたの?月森くん、機嫌悪そうだけど・・・・・・」 「そうですか?」 「うん。なんか何時にも増して、って感じだね」 「とにかく、俺は認めませんからね」 「あぁ、分かった分かった。・・・そうだ。月森、少しは姉離れしろよ。昨日、お前の 姉ちゃん言ってたぞ」 「ご忠告ありがとうございます。けど、十以上も年下の女性と付き合う先生には言われたくありませんね。 では、失礼します」 勝ち誇ったように小さく一瞬だけ微笑んで、月森は去っていった。 ハァ、と面倒くさそうに頭を掻いて火原の方を向いたら 興味津々な顔をする火原の顔。 げっ!・・・と後ずさりをして逃げようとするが、逃げられそうにない。 「何々、金やん彼女いんの?!十以上ってことは二十幾つとか、もしかしたら十代とか!? いや、流石に十代はないか・・・・・・」 と、悩み出す火原の後ろから笑顔で柚木が一言。 「月森君のお姉さんだったり・・・・・・。昨日二十歳、って言っていましたし」 「あっ、柚木すげー!金やんの彼女って・・・・・・・・って、いないし!」 「さっき走って行っちゃったよ」 「なんだ、ちぇー」 ここでは逃げ切ったが どこからか情報を聞きつけた天羽にこれから毎日のように付き纏われ 何時、校内新聞に熱愛報道をされるか冷や冷やな金澤だった。   ++++++++++++ 金澤に宣戦布告(?)をする蓮くん。
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