暖かい日差しの中、彼女は微笑んでいた。
妊娠した、彼とは別れた、と告げた次の日から
彼女の笑顔しか見ていない。
ウィンリィはそれを不安に思っていた。
今日も彼女は笑ってる。
Not Father BABY
「出―来たっ♪」
編み上がった靴下を全体的に見られるよう、肘を伸ばして見ては微笑んだ。
リゼンブールに戻ってきてから早3ヶ月が経った。
お腹の方は順調で母子ともに健康。
前は全然分からなかったけど、今ではお腹が目立ってきている。
近くではウィンリィが注文のオートメールを弄っている。
その瞳は真剣で、楽しそう。
見ているこっちも楽しくなってきて、は一人、そっと微笑んだ。
その時
「ウィンリィ!上客が来たよ!」
遠くから、ピナコの声が聞こえた。
上客・・・・・・エドとアルのこと。
ウィンリィは作業をしていた手を止めて立ち上がると、ぶつぶつ文句を言いながら
テラスへと大股で歩き出した。
ねぇ、私はどうすれば良い?
エドとアルに会いたいよ。
でも・・・・・・・・・
この姿、見せて大丈夫?
目立ってきたお腹を、は擦った。
テラスからスパナを投げて文句を言って、帰って来た幼馴染に
「おかえり」を言ったウィンリィは
やっと気付いた。
それは
「あぁっ!!」
声に出しまっていた。
しかも、とても大きく。
もちろん、それに他は反応し、ウィンリィに視線を向けている。
そんな事に気付いていないウィンリィは、背を向けて走りながら、叫んだ。
「!!」
その名前は、その場にいた誰もの耳へと届いてしまっていた。
「・・・だと」
「がここにいるってこと?」
「まさかとは考えてたけど・・・・・・くっ」
「あっ、ちょっと待って、兄さん!」
エドは血相を変えて走り出した。
乱暴に扉を開け、階段を上る。
「!どうするの?あいつらにその姿で会うの?」
「うん、私も今それを考えてた所なの・・・・・・隠れた方が良いかな?」
「そうね。今は隠れておいて、そこで考えて、会っても良かったら会うってことで
良いかな?」
「でも、隠れるってど「そうはさせねぇーぞ」
そんな会話を二人がしている内に
エドは二人のいる部屋へと足を踏み入れてしまった。
エドの視界に入った、もう一人の大切な幼馴染。
本当にいるかを確認しに来てみたら、本当にいた。
エドは、ロイががいなくなった事でとても落ち込んでいることを
伝えようと口を開こうとしたが、言葉を出せなくなってしまった。
を視界に入れ
その膨らんだお腹を見てしまったから。
「・・・・・・・・・どうしたんだよ、その腹」
目は驚きで見開かれている。
は、初めは躊躇っていたが
良く思考し、答えを出し
開き直ったように優しく吐息を吐いて微笑むと、愛しそうにお腹を撫でて
こう告げた。
「赤ちゃんがいるの」
「なっ・・・・・・・・・!」
エドは、言葉を失った。
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・・・・・・・・・・とても久しぶりな更新です。
どのくらいって、7ヶ月と2週間くらい。
うわぁ―・・・・・・・・・
しかも、これ、1時間くらいで書いたし。
うわぁ―・・・・・・・・・
なんか、書けたんです。ノれたんですね♪
続きも書けたら良いなぁ〜(遠い目)