「もっと速く漕ぎなさいよ!」 「お前乗せてんだからこれが限界だっつーの!文句言うなら降りろ!」 少年が漕ぐ自転車の後ろに、少女が立ち乗りをしている。 その自転車は猛スピードで道路を走り抜けていった。 少女は速く漕ぐことによって閃くスカートを押さえることもなく、少年と口喧嘩をしながら、 手は少年の肩をしっかりと握っていた。  男の子♂女の子♀〈上〉 「おっせーよ!今何時だと思ってんだ!」 私と亮は立たされていた。 どこって、コート内。 しかも正レギュラー達が練習をしている中。 今怒鳴ったのは部長の跡部景吾。ばりばりのお坊ちゃまです。 「九時十分ちょっと過ぎたところでしょ。跡部、時計も読めないの〜」 「部活が始まるのは何時だ!!」 さっきよりも怒鳴り声が大きい。 朝からそんな怒るなよ〜、血圧上がるぞ?っと思ったけど、跡部が怒るのは、まぁしょうがないか。 部活一番野郎だから。 「・・・九時です」 「だよな。分かってんじゃねぇか、あーん。なのにお前ら十分も遅れやがったな!特に! お前はマネージャーだということを少しは自覚しろ!マネージャーが遅れてどーすんだよ!」 その言葉に、私はカチンをきた。 マネージャー差別ですか、コノヤロー! 「しょーがないじゃん!亮が起こしてくんなかったんだから!」 「俺の所為かよ!お前が何時になっても起きてこないのが悪ぃんだろ」 「確かに寝坊をした私も悪いけど、起きていながらあんな時間まで起こしてくれなかった亮も悪い!」 私達がギャースカやっている中に乱入者が現れた。 「おうおう、朝っぱらから痴話喧嘩か。自分ら熱々やな」 「うっさい、オタクエロ眼鏡!」 「なっ、オタクはやめてぇな!」 「しょうがないでしょ、オタクっぽいんだから!それより、私は亮と決着をつけなくちゃなんないんだから、あんた邪魔!」 「邪魔なんて酷いやんか!俺はただ自分らを冷やかしに・・・」 「「いらん!!」」 見事に私と亮の声がハモった。 「とーにーかーくー、起こしに来なさい!」 「それが人にもの頼むときの態度かよ!メールで良いだろ。今日もしたけど気付かなかったお前が悪い!」 「携帯じゃ起きられないの!つーか何でこの頃起こしに来ないのよ。前は私の布団引っぺがしに来たじゃない!」 「それは・・・」 亮が黙るのと同時に 「うるせぇー!良いから宍戸は練習、は洗濯しろ!分かったな」 「へいへい」 「ちょっ、亮!話がまだっ」 止める私の声を無視し、亮はラケットを持ってコートへと行ってしまった。 伸ばした手を下に下ろす。 「倦怠期か」 耳元でぞわぞわっと囁かれ、全身鳥肌がたった。 「うざいっ!」 忍足の頬を渾身の力で殴り 「跡部のバーカ!」 と言い捨てて、私はコートを後にした。  +++++++++ ギャグっぽいけどギャグじゃないんです!(必死) 題名は思いつかないので適当なんです!(爆) 初めは短編にするつもりだったのですが、けっこう書けちゃったので 急遽、上・中・下に分けました。 続きも読んでくださると大喜びです♪
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