『 The Future Continues 』            〜軍部〜 が買い物をしている間、軍は忙しさを増していた。 何故かというと、ある事件が起きたからだ。 ニューオプティン発 特急〇四八四〇便を 東部過激派「青の団」乗っ取ったのだ。 しかも、そこにハクロ少将が乗っているらしい。 ロイはこの事件を聞き、ため息をつく。 理由は二つ。 「困ったな。夕方からデートの約束があったのに」 この呟かれた言葉が理由の一つ目。 ロイは考え込むように右手を顎に添えて 「ここはひとつ将軍閣下には犠牲になっていただいて、さっさと事件を片付ける方向で・・・」 と言ったのを 「バカ言わないで下さいよ大佐。乗客名簿あがりました」 フュリーにつっこまれながら印刷された乗客名簿を手渡された。 ロイはそれに目を落とし、後ろからハボックがそれを覗き込む。 「あ―、本当に家族で乗ってますね、ハクロのおっさん」 いつもの飄々とした口調で少将である男を〈おっさん〉呼ばわりする。 しかしこれが、ハボックのハボックたるところなのだろう。 「つか、デートってなんすか。大佐は少佐のことが好きなんじゃなかったんすか?」 さっきの言葉に対してハボックが的確に突っ込んだ。 「しょうがないだろう、誘われてしまったのだから。そう易々と女性の誘いは断れないからな」 「さいですか」 呆れたように、少し軽蔑するようにハボックは隣で考え込む上司を横目で見た。 「まったく・・・東部の情勢が不安定なのは知ってるだろうにこんなときにバカンスとは・・・」 そしてこれが理由の二つ目。 ロイはもう一つ、今度は皆に聞こえるくらいのため息をついた。 と、その時ロイの視線が止まった。 文書に何か見つけたらしい。 「ああ諸君、今日は思ったより早く帰れそうだ」 意味深に発された言葉。 その言葉に、その場にいた全員が大佐に視線を向けた。 期待を持たせるように暫く間を置いて、口を開く。 「鋼の錬金術師が乗っている」 ロイは「気に食わないが教えてやるか」と小さく呟く。 彼女の喜ぶ顔が見られるだろうし 何より遅番の彼女と会うことが出来る。 そう考え、ロイは番号を回し、受話器をとった。  ++++++++++ あ゛ー・・・短いですね・ 1話目は主人公で2話目は大佐ですvv エド達ももうすぐ出てきますよ☆
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