その人のことが大好きで、大好きで。 とんでもなく愛しているのに、別れなくちゃいけないときってあるよね。 大好きだよ。 でも、別れるの。 今から私は あなたのことを大嫌いになる。 彼は野球部。 しかもレギュラー。 二年生で。 彼の名前は虎鉄 大河。 正真正銘、私の彼氏。 告白はあっちから。 付き合い始めてから、もう半年以上も経つ。 そんな彼と、この頃あまり会ってない。 同じクラスだけど、私達はそんな大っぴらに付き合ってないから 会話もそこそこ。イチャイチャなんて絶対しない。 だからなのかな? コミュニケーションが少なすぎたのかな? 聞いちゃったの。 彼の浮気話。 彼と仲の良い人に聞いたら、浮気・・・まではいかないみたいなんだけど 私以外の女の子に目移りしちゃってるみたい。 抱きついたり、愛の言葉を囁いたり etc… あなたが女好きってことは知ってる。 でも、私を一番だと言ってくれた。 大好きだって言ってくれた。 愛してるって、言ってくれた。 その言葉を今は、違う子に言っているの? もう、潮時かな。 好きだよ、大好きだよ。 でもね、我慢できないの。 あなたの浮気を許せるほど、そんなに大人じゃないんだよ。 だから ごめんね。 私は決心した。 夕陽が沈むまで待っていた。 図書館で暇を潰しながら。 彼を待っていた。 野球部の大きな声が聞こえた。 どうやら終わったみたい。 では、行くとしますか。    +++++++++++ 2年くらい前に思いついた夢をやっと書きました(遅っ!) 短編だと思ったんですけど、思ったよりも長くなったので 短期連載みたいな感じで。       
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