BACK/ NEXT終わりにするの。 嫌いになるの。 あなたのこと。 門で待ち伏せ。彼を待つ。 顔を確認し、話し声に耳を傾ける。 ・・・・・・・・聞こえた。 校舎の方を見たら、彼がいた。 野球部の人達と一緒にこっちへ来る。 誰かがいたって怖くない。 私は彼の前に立った。 彼が驚いた顔をした。 どうしてそんなに驚くの? 浮気してるから? 私はにこり、微笑んだ。 彼の隣で、彼と仲が良く、私の相談相手でもある猪里君が心配そうに私を見ていた。 大丈夫?と表情は告げている。 私はそれに答えず、小さく息を吸い、覚悟を決めて声を発した。 「虎鉄大河君。少しお時間宜しいかしら?」 丁寧すぎる言葉を発すと、彼は怪訝そうな顔をしながらも 「良いZe」 頷いた。 歩き始めるとき、一瞬、猪里君が私を止めようとした。 私は「大丈夫」と意味を込めて微笑んで、歩き始めた。 彼と一緒に。 後ろから 「告白っすか?!キザ虎先輩めぇ〜・・・!!あの人美人さんじゃないっすか!」 知らない声が聞こえた。 告白、ね。 ある意味告白。 付き合うためじゃない。 別れるための。 +++++++++ 短いですね……。 この後のシーンも一緒にしちゃおうかな、と思ったのですが そうすると長くなってしまう気がするので。