あの日私達は共犯者になった
「世の中は腐ってると思わないか?」
また始まった。
彼の話。
何度も何度も聞かされた、世の中に対する憎悪。
「確かに、お馬鹿さんが多いよね。勉強が出来ないお馬鹿さんじゃなくて、
一般常識が理解出来てないお頭のないお馬鹿さん」
彼の考えには半分賛成。
あとの半分はね、反対…とまではいかないけどちょっと賛同しかねるな。
だって
「腐ってる奴は死んだ方が良い」
人間の〔死〕を求めているから。
確かに、それが良い世界を作るもっとも簡単な方法だろう。
しかし、現実それは無理なこと。
〔腐ってる〕の基準は人それぞれ。
犯罪を犯したモノはどんな小さな犯罪でも殺して良い。
いや、苛めも殺すに値するだろう。
他人に迷惑をかける奴は全て殺してしまえば良いんじゃないか。
例えば、その〔腐ってる〕の基準を決める人…裁判官のような役職をつるくとしよう。
もしその人に嫌いな人、出来れば自分の前から消えて欲しい人がいたらどうする。
答えは簡単。
その人の〔腐ってる〕部分を見つけ、処刑するに決まってる。
そんなんじゃ、この世は殺戮の世になり、戦乱よりも酷い状況に陥ってしまう。
人々は人を信じられなくなり、自分の殻に閉じこもる。
皆、仮面を被って生活をすることになるのだ。
そんなこと、無理。
彼だって分かっている。
「ライト、何回言えば気が済むの?」
「さぁな。これはお前にしか言えないことなんだ。優等生の仮面を被っている僕しか知らない他の皆には言えない」
「言うだけで満足してるってこと?」
「半分はね。もう半分は、本当に出来たら良いのにと思っている。犯罪者だけでもこの世から消せたら…ってね」
彼は笑った。
私も笑ってあげる。
だって、普通笑うところじゃないでしょ?
「だから、ライトは今勉強しるんでしょ?全国一位をキープして、東大に合格して警察で一番偉い人になるんでしょ?」
「あぁ……だけど、つまらないよな」
「人生なんてそんなものよ」
こんな生活が何時までも続くと思っていた。
ただ言葉だけの、実現不可能な話。
でも……一冊のノートが変えてしまった。
ライトと、少しだけ私の生活を。
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デスノ連載開始!!
やっぱデスノかよ…って方。デスノなんです。
たぶん、そんなに長い連載ではないと思います。
20話くらぃかな?
題名は結局変えませんでした。
気に入った…っていうか、話の内容がこの題名のおかげでしっくりしたので(苦笑)
更新頑張りますんで、宜しくお願いします!!
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