愛されているのは分かっている。でも不安なの・・・・・・
くそっ、やられた。
Lめ・・・ッ
神のように椅子に座っていたライトはゆっくりと立ち上がって
机の中から何かを取り出して、ポケットの中に忍ばせた。
「ライト、どこに行くんだ?」
「リュークは付いて来るな」
「それは無理だ。言っただろ?死神は所有者の後についていなければならねぇんだ」
「・・・・・・だったらの部屋には入ってくるな」
「何時も通りだな」
「絶対に入ってくるなよ」
何故そんなに念を押すのか、リュークには分からず
ただ何時も通りライトの後について階段を下り、外へ出て
の家へと入って、の部屋の前で停まった。
けれど何時も通り、何をしているのか気になるので、ちょっとしたら覗いてみようと思うのだった。
16
あの日のようだ。
いらいらして・・・・・・とにかく早く、を自分のものにしたくて。
いらいらの原因は違うけど
抱きしめたかった。
肌と肌で触れ合って、安心したかった。
あの日以降、一度も重ね合ってない。
それはが拒むから。
未遂は犯した事があるけれど、嫌がるからやめた。
けれど今日はきっと、止められない。
何故?
それは分からない。
ただ、自分の中にいる何かがざわついているんだ。
ごめんね、。
また君を傷つけてしまうかもしれないけど
僕は僕の本能に従わせてもらうよ。
扉を開くと、が笑顔を浮かべた。
「お帰りなさい、ライト。入学式どうだった?・・・・・・・・・・・・どうしたの?」
けれど直ぐに僕の異変に気付いて
あの日のように、手を差し伸べてきた。
学習しろよ、とか思ったけど
僕にとっては好都合だった。
その手を掴んで、強く貪るようにキスをして
壊してしまうくらいに強く抱きしめながら
「壊すよ・・・・・・良い?」
囁くように問うて見たの瞳は潤んでいて
けれど小さく頷いた。
「愛して・・・・・・ライト」
その言葉に少し驚いて。けれど嬉しくて、僕は微笑して。
それを合図に、ベッドへと押し倒して深く深く口付けて
部屋着のワンピースをたくしあげた。
聞こえない。
の声しか。
聞きたくない。
の音しか。
君を壊してしまうほど愛してしまって、ごめんね。
でも止められないんだ、止まらないんだ。
愛してるんだ。
だからずっと僕の傍にいて。
僕の傍からいなくなるくらいなら、いっそこの手で殺してあげる。
そして僕も、死んであげるから。
「ちょっ、待ッ・・・・・・・・・」
「駄目だ、限界・・・・・・ッ」
二人共に果てて
を抱きしめるように少しだけ眠って。
綺麗な髪を梳くように撫でたら、はふっ、と目を覚ました。
「おはよう、」
は僕を見ると顔を赤らめ、布団をギュッと握った。
「私の馬鹿・・・・・・」
「今日は素直だったね。ビックリしたよ」
「だって・・・・・・」
は切なげな表情をして
泣きそうな顔をして
「ライトが離れていっちゃう気が、したから」
「離れないよ」
「でも、何時か離れていく気がして・・・私、怖くて・・・・・・」
愛しくて、恋しくて
安心させるように優しく包み込むように抱きしめて
「こそ、何処にもいかないで」
「いかないよ。・・・・・・でも」
「でも、何?」
「世界が壊れてしまうなら、私は私を知る全ての人の前から消えるから。
ライト、貴方を守るために」
真剣な、何処までも真剣な表情。
嫌だと言いたかったけど
その決心はとても固くて。
それ以上、僕らは何も言わず
ただお互いの体温を抱きしめ合った。
別に、世界は壊れてしまって良い。
、君が
僕を愛してくれさえいれば。
他は何も
必要ないから。
++++++++++++++++++
微々エロ。
前々から書こうと思っていたシーンです。
Lにイラついて、襲っちゃうシーン(苦笑)
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