二人の出会いは必然



この頃、会ってない。
前は会っていなくても、メールとか電話とかを
毎日まではいかないけれど頻繁にしていたのに
メールも電話もこない。

メールを1回送ってみたけど、返事もこない。


ねぇ、何でこんなにも不安なの?

胸が苦しくて苦しくて堪らないよ・・・ライト。


私、おかしい。あの日から。
想いを抑え切れなくなっている。
駄目だよ、こんなんじゃ。
壊してしまうよ、世界。



でも、一目で良いから。



私は意を決して、ライトの通う東応大学へと向かった。


会えなくて良い。見るだけで良いから。








      18







けれど、東大を目の前にして、決心は鈍った。


やっぱり会えない。
他の女の子と一緒にいる所を見たくない。


スカートをギュッと握り締め、は回れ右をして東大を背にして歩き始めた。









そんなを

「(おや、あれは・・・・・・)」

車内から見つけた男がいた。
それはL。
関わりを持ちたいという小さな願いが今叶うかもしれないと、Lはワタリに瞬時に考え付いたことを言い、それを実行する事にした。

大した計画ではない。
ただ、どんな方法でも良い。
彼女と言葉を交わしたかった。














胸がもやもやして、泣きたくなった。
俯きながら何時もより速めの速度で歩いていたら、信号のない細道から一台の黒塗りのベンツが出てきて、
急ブレーキをかけてギリギリで止まった。


轢かれるところだった・・・・・・。


一瞬にして速まった心臓と荒い呼吸を抑えつつ、は目を見開いたままベンツを見つめていた。
すると、運転手の人が慌てて出てきた。
白髪と立派な白髭の初老の男性。

「すいません。お怪我はありませんか?」
「あっ、いえ、大丈夫です」
「本当に申し訳ありません。お詫びをさせて下さい」
「あの、ほんと、擦り傷一つもついていないんで」
「ですが・・・・・・」

納得いかないように、男性は渋った。
どうしよう・・・本当になんともないんだけどな、と悩んでいると
今度は後頭部座席のドアが開き、TシャツにGパンというなんともラフな格好をした青年が降りてきた。

「怪我がないからといって、こちらの不注意で貴女に不愉快な思いをさせてしまったのは
事実です。お茶でもご馳走させてください。美味しいお店を知っているんですよ」
「はぁ・・・・・・・・・」

きっと断っても頷くまで離してくれないんだろうな、と悟ったは

「分かりました。お茶くらいなら・・・・・・」

と頷いたのだった。
青年と男性は「ありがとうございます」と頭を下げ、と青年は後頭部座席へと
乗り込んだのだった。








Lの計画に嵌った事など知らず
は車の中で『竜崎』と名乗った青年に自己紹介をし、他愛のない会話を
ぽつりぽつりとし出したのだった。































 ++++++++++++++++++

ちょっぴりスランプ・・・・・・だと思います。

やっとLと会わせることが出来ました!
次もLと主人公。
きっとライトは出てこない(汗)







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