電話から伝わってきたのは
闘争心と、少しの苛立ち。
何があったの?
もしかして
・・・・・・・・・L?
07
さっきの電話のライトの空気が気になって、シャーペンを握っても手は動かない。
視線は問題集のほうへと向けられているのに、頭にうつっていない。
うつっているのはライトと、顔も知らない〔L〕のあの独特の文字。
Lが関係しているというのはただの勘。
だが、キラ関係であることは絶対間違ってないという自信あった。
そんなことを考えている内に、カチャリと音を立ててドアが開き、そこにはライトが
立っていた。
「捗ってる?」
ドアを閉めながら問われたことに、私は苦笑した。
「あ・・・っと、微妙。でも、ライトに電話するまでは捗ってたんだよ!」
「じゃあ、集中力が失せたのは僕の所為・・・ってことかな?」
「ん、まぁそんなとこ」
ライトの言葉に一応賛同したら、ライトは口端に悪戯な微笑を浮かべ、私に被さる様な体勢で
「どの問題?」
「やっ・・・・・・」
耳元で吐息を吹きかけるように囁いた。
別に耳が弱いって訳ではないけれど、妙に感じてしまった。
これ以上のことをされなければ良いけど・・・・・・
そ〜っとライトの顔を盗み見たら、ちょうど視線が合ってしまい
もうその時は遅かった。
「で、どの問題?」
「・・・・・・これ」
私は恐る恐る、問題を指差す。
何をされるか分からないが、絶対何かされる。
逃げたいけど逃げられない。
女の私に、ライトを力で押し飛ばすことなんて出来るはずがない。
・・・・・・もしかして、初めっからその気で被さったってきたんじゃないだろうか?
そうだ。
絶対そうだ。
そう確信したところで、この状況から抜けられるはずがなく
後は祈るしかなかった。
叶うはずないけど。
「じゃあ、始めようか」
その言葉は、問題を始める合図ではなく、これからすることに対しての合図だったらしい。
「まず「ひゃっ・・・・・・」
祈りはやはり通じず、服の中に手が侵入してきて、おへそから胸の下までをゆっくりと撫であげる。
その手は少し冷たくて、余計に反応させる。
「・・・・・・で、次に「やぁっ!・・・・・・だ、め・・・・・・」
説明なんて耳に入らない。
下着を上まで上げられ、胸の突起と指の腹で押したり抓ったりと遊ばれる。
体が熱い。
体の中が、なんだがゾワゾワする。
こんなことしちゃ駄目。
言ったじゃない、あの日。
忠告したじゃない。
これ以上、愛し合ってはいけない、って。
涙が頬を伝った。
「駄目・・・止めてぇ・・・・・・・・・」
力なく叫んだ言葉は、ライトへ伝わったらしく
ライトは服の中から手を出し
「ごめん・・・」
呟いた。
下着を直してから、私はライトと向き合った。
「・・・・・・一体、何があったの?原因はL?」
ライトは少し吃驚したように目を見開き、そして微笑した。
それは、私への信頼の証。
「あぁ、たぶん・・・・・・」
「たぶんって」
曖昧な答えに私は微苦笑し、立ち上がってライトをベッドの上に座らせた。
そしてライトの肩に手を乗せる。
「隠さないでちゃんと話して。そうじゃないと、私の気が済まないの。あんなことされて・・・・・・」
ずぃ、と顔を近づけて、話さなければいけない状況をつくる。
するとライトは何故か顔を赤くして、頬を掻いた。
「・・・今、自分が凄く情けない」
「なんで?」
「そんなに大したことじゃないんだ。ただ部屋に盗聴器と監視カメラは付けられていて・・・・・・」
「えぇっ!」
大したこと〔ある〕ことを大したこと〔ない〕と言えてしまうライトに吃驚した。
・・・・・・でも、これからLと戦っていくのだから、そのくらい強い精神を持っていないと
いけないのかもね。
私が落ち着くまで少し待って、ライトはまた話し始めた。
「付けられている場所はリュークに探してもらい、全部把握している。その対処法も考えてある。
だから大丈夫だ。・・・・・・それなのに、自分の中の何かが抑えられなくなって
結果、を・・・・・・ごめん」
「ううん、大丈夫だよ。・・・・・・・・・手助けはしない。でも、嫌なことがあったり胸に蟠りが出来たら受け止めてあげるから」
私は、ライトを包み込むように抱きしめた。
ライトはそれを受け入れるように、私の腰に手を回した。
「何やってるんだろ、私達」
「さぁ」
「頭では分かっているのに・・・・・・止められない」
「なら止めなければ良い。僕はそれをしっかりと受け止めるから」
首筋に所有印を赤く残して、ライトはにやり、と微笑んだ。
その微笑み、私はまた、身の危険の感じた。
「じゃあ、さっきの続きでもするか?」
「嫌よ!さっ、ライト。勉強の続きをやりましょ」
「別に僕はしなくても大丈夫さ」
「私は心配なの、ライトと違って」
「はいはい」
「あっ、またさっきのようなことしたら、一生私の部屋に入れてやらないんだからね」
「それは困る・・・・・・」
そう言った表情がとても真剣で、私は思わず笑ってしまった。
愛しい人。
それは過去の話。
でも、今でもそう。
愛しい。
だけど、これ以上この想いを増やしてはいけない。
これ以上愛したら
壊してしまうから。
この手で
自分達を取り巻く人々を。
それは、世界。
〔L〕は皆を集めて言った。
「 の家に、盗聴器と監視カメラをつけます」
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ちょぃエロです・・・・・・微々くらいでしょう?
いや、なんとなく流れ的に・・・ねぇ。
ライト飢えてるから(爆)
キスさせようかと思ったんだけど、それは後で!
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